人間関係

他人と自分を比較して、落ち込んでしまいがちなあなたへ

「No.1にならなくてもいい もともと特別な Only one」

そんな歌が好まれるご時世。
(だいぶ古いですね・・)

世間ではいつの間にやら、「他人と自分を比較することは良くないこと」とするような風潮があります。

他人と自分を比較しちゃいけないとはいうけど、現実的には・・

クライアントさんからもよく「他人と比較して落ち込んじゃうんですよね・・」といった相談を受けるんですが、私は、他人と比較することがそれほど悪いことだとは思っていません。

「比較の仕方によっては」自分が成長することもあるんじゃないでしょうか。

例えば、いわゆるライバル関係がそうです。

あいつに負けたくない!という気持ちは、他人と自分を比較するところから生まれていますが、そのことがキッカケで、自分の成長につながるのなら、それはそれで結果オーライでしょう。

また、あの人みたいにはなりたくない・・という反面教師的な気持ちだって、うまくいけば、自分を向上させるキッカケになるはずです。

ただ、他人と自分を比較して、「ネガティブな気持ちになるだけ(なんの行動も起こさない)」だったとすれば、たしかにそれは、建設的な行動とは言えないかもしれません。

とは言え、他人と比較して湧きあがった気持ちをキッカケに、自分を向上させるべく行動できる人間は、そもそも「結構強い精神力を持っている人たち」な訳で、大部分の人間はそこまで強くはありません。

ですから、建設的ではないと分かっていても、どうしても他人と比較してしまい、意味もなく落ち込んでしまったりする・・・。

もうこれは、ある程度は仕方ないことなんだと思います。

総合力で比較する

さて、そこで私からの提案です。

これは、他人と比較してしまう・・・というクライアントさんからの相談に、実際に私が答えていることです。

どうせ比較するなら、人としての「総合力」で比較しましょう。

これは文字通り、自分と相手の良いところ、悪いところも含めた「総合力」で比較しましょうという意味です。

他人と比較して落ち込んでしまうという方の話を聞いていると、大抵の場合、自分の悪いところと、相手の良いところ(正確には、ただそう思い込んでいるだけということが多い)を比較していることが分かります。

具体的には、自分のルックスにコンプレックスがあれば、ルックスが良いと思う素敵な人に劣等感を抱くわけです。

この場合、ルックスという「一側面」だけを見て、自分と他人を比較していることになります。

たしかに、一側面だけを見れば、あの人には到底かなわない・・と感じることはいくらでもあるでしょう。

でも、そこで落ち込んでしまうのは、ちょっと短絡的過ぎるのではないでしょうか?

人の魅力というものは、あくまでも「総合的なもの」です。

ルックスがどんなに良くても、性格に難があったり、思考力に問題があったりすれば、人として、決してバランスが良いとは言えないでしょう。

ルックスが良ければいいという人もたしかに存在しますが、それは物事を長期的に考えられない人だと思います。

だって、誰でもいつかは老いる訳で、老いれば若い時の美しさなど、儚く消えてしまう訳ですから・・

長期的に関係を継続したいと思う相手であればあるほど、ルックスは二の次と考える方が合理的ではないでしょうか。

また、「すべての物事には、良いところと悪いところがある」という視点も忘れてはいけません。

一緒に居て落ち着かなそう。浮気されそうで心配など、人によっていろいろと理由は異なると思いますが、世の中にはルックスが良い人が苦手・・という人も結構存在します。

このように、「人の魅力は総合的なもの」であること、「すべての物事には、良いところと悪いところがある」という二つの点を考慮してみると、今まで見えなかったことが、いろいろと見えてくるはずです。

相手をよく観察することで、自分の優れた面に気付くことができる

例えば、誰かと比較して、劣等感を抱いてしまった時、相手のうらやましい部分「以外」をもっと観察してみましょう。

よくよく観察してみると、一つや二つくらいは、自分の方が優れていると思えるところもあるのではないでしょうか?

また、相手のうらやましい部分を更に良く観察し、その長所を持っていることで、「逆にデメリットとなり得る可能性」が無いか考えてみましょう。

そんな風にして、あらためて他人と自分を比較してみると、人によっては「自分って結構バランスいいかも!」なんて、嬉しい発見があったりするかもしれません。

「相手の悪いところを探したり、物事の裏を探ろうとするなんて最低!」と思う方もいるかもしれませんが、別に相手を攻撃するためではなく、あくまでもこれは、物事を総合的に、多面的に見るための「頭の体操」です。

それに、この頭の体操をすることで、頭の回転も早くなって、なおかつ必要以上に落ち込まずに済むのであれば、十分メリットはあるのではないでしょうか。

まとめ

人の魅力は、あくまでも「総合的なもの」なのだから、一面だけを切り取るのではなく、どうせなら「総合力」で比較すべき。

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