人から軽く扱われないために

何かに行き詰まった時、人生なんて「自作自演の映画づくりのような物」なんだと考えてみると、気持ちを切り替えやすくなる

唐突ですが、「人生って、いったい何なんだろう?」
なんて、哲学的な疑問を持ったことはありますか?

堅苦しいテーマですが、私は十代後半から二十代の前半くらいの時に、そういった面倒くさいことについて一通り考え、自分なりの仮説というか、とりあえずの落としどころを見つけることができました。

その落とし所についてこれから語っていきますが、ちょっと空想的過ぎると思う方もいると思いますので、あまり堅苦しくならず「そういう考えもあるんだね」という程度で受け取っていただければと思います。

人生=映画。物語の主人公兼監督は自分

私は、何かに行き詰まったり、落ち込んだ時などには、「この人生は、主人公と監督を自分自身が兼任している映画づくりのようなもの」だと考えるようにしています。

映画(人生)の主人公はもちろん自分自身です。

そして、自分がどんな考え方、価値観を持つのか?

どんな趣味を持つのか?

どんな職業につくか?共演者(恋人、配偶者、友人)を誰にするか?

そういったことを決定し、演出をするのも監督としての自分の役目ですから、正に自作自演ということになります。

主人公として、世の中でうまく振る舞っていくための力量と、監督として、自分をうまく演出していくプロデュース力は、できればバランス良く持っていた方が好ましいものです。

もし、主人公としての自分の力が、監督としての自分の力よりも強すぎると、衝動のまま、欲望のままに生きてしまいがちなので、「こんな風に生きていこう」「こういう人になりたい」といった目標に向かって、自分をプロデュースしていくことが難しくなります。

では、監督としての演出力が強い方が良いかといえば、そう単純でもありません。

その場合は、主人公として、世の中にアピールする力が弱くなるので、なかなか実行する勇気や覚悟が持てず、行動力が鈍くなりがちです・・

そういう意味では、主人公として振る舞う力、そして自分を冷静に演出する監督としての力をバランス良く備えていることが重要といえます。

とはいえ、そんなにバランスが取れている人は、そう多くはありませんから、私たちは、自分のマイナス面を補ってくれる誰かと協力していく必要があります。

例えば、自分をうまくプロデュースしてくれる人や、自分の演出でうまく行動してくれる人などと協力することで、自分の強みを活かしたり、弱みも克服するわけです。

自分一人でうまくいかないことは、誰かに頼ってみる。

こういった生き方を選択するのも、人生=映画をより良いストーリーに作り上げていくためには、重要な演出なのだと思います。

人生(映画)は本来あなただけのもの

人生=自作自演の映画のようなものだと仮定している私としては、これは気をつけたほうがいいのでは・・と思っている生き方があります。

それは、この映画(人生)は、自分の手で作り続けていくものであって、その主導権を「他人に譲り渡すような生き方はすべきではない」ということです。

繰り返しになりますが、人生は自作自演の映画のようなものです。

わざわざ自作自演するわけですから、あなたが心から望む生き方をすればいいのですが、世の中には、その主導権を他人に放り投げてしまっている方が少なくありません。

例えば、親や兄弟姉妹の言いなりになっている。

配偶者や恋人の言いなりになっている。

友達の言いなりになっている。

世間の風潮の言いなりになっている。
など・・

誰でも、状況や環境によっては、何かの言いなりになってしまうことはありますし、自ら、そのほうがラクだという自覚があり、意識的にそれを選択しているのであれば、それは問題ないのですが。

自分の意見や感情を抑圧し、流されるままに言いなりになっているとすれば、それは、自分の人生を生きているとはいえないのではないでしょうか。

大したメリットもなく、誰かの言いなりになったまま生き続け、どんどん不幸になっていったとしたら、その不幸は誰が背負ってくれるのでしょう。

まさか、自分を支配していた相手が、その不幸の責任を取ってくれるとでもいうのでしょうか。

おそらく、そんなことはありませんよね・・

だれかに人生の主導権を渡しても、その人が人生を保障してくれるはずがありません。

やはり、より良い人生を作りあげていくためには、自分の力で自分の人生を切り開いていく覚悟を持つしかないのだと思います。

人生最後の映画鑑賞とは

最後に、私の空想的な話を聞いてください。

実は私は、自作自演した映画(人生)を、いつか自分自身で観る時がくるような気がしています。

それは「私たちが死ぬ時」です。

よく、人間が死ぬ時に、これまでの人生の記憶が「走馬灯のように駆け巡る」といいますよね。

もし本当にそんな現象が起こるのだとすれば、それはある意味、今まで自分が作ってきた、人生という映画を鑑賞するようなものなのではないかと思うのです。

そして、その映画の出来栄えによって、満足して死ねるか、後悔して死ぬのかが、ある程度決まってしまうような気がするのです。

ちょっと空想し過ぎでしょうか(笑)

もちろん、実際のところ、死ぬ間際にどうなるかなど分かりません。

しかし、「最後の最後には、自分の人生を直視せざるをえない時がくる」と考えてみると、この人生(映画)を素晴らしいものに作り上げていかなきゃならんな~という気持ちが生まれる気がするんですね。

ファンタジー過ぎる考えではありますが、人生が少しでも良い方向に変わるのであれば、こんな考え方もありなんじゃないかなと思います。

仮に、人生とは「自らが主演と監督を兼ねた映画製作のようなもの」だと考えたとすれば、「全ては自分次第」だということになります。

楽しい人生もつまらない人生も、作ったのは自分・・

結構スパルタ的な考え方ですが、そういう覚悟を持ち、人生をより良いものにしていこうと思えれば、間違いなく人生は変わっていくはずですからね。

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