自分に嘘をつかない生き方

高い理想を持つ人間が取るべき道とは。理想と現実のギャップにもがき苦しむ友人と口論になった話

先日、友人と会っていた時、ちょっとした口論になってしまい、予定よりも早く帰ってくるという事件がありました。

ここ数ヶ月、会う度になんだか噛み合わないな・・
という印象は大きくなっていたんですが、今回、それが明確になってしまいました。

話が噛み合わなくなってきた理由は、大体予想がついています。

おそらく、私たちを取り巻く状況の差が一つの原因になっている

彼は現状の仕事や環境に満足しておらず、数年前から、どうにかならないかと模索していました。

理想としては、やりがいがあって、人から評価されるような仕事がしたい。ついでに、できれば彼女も欲しいし、お金も欲しい。

そんな願望を持ちながらも、現実は理想とはかけ離れたおり、その現実に対する怒りと焦り、未来への不安がごちゃ混ぜになったような、不安定な精神状態だったのかもしれません。

その反面、私は、家庭や仕事もある程度うまくいっており、精神的にも安定しているほうです。

そういった状況の違いが根本にあり、だんだん価値観が離れていったのだと思うのですが、口論に発展した直接的な原因としては、理想があるにも関わらず、何の行動も起こさない彼に対して、私がアドバイスしたことが、彼の気分を害してしまったのではないかと思います。

おそらく、説教をされているように感じたのでしょうね・・

高い理想を持つ人間が取るべき道は限られている

理想が高いことはもちろん悪いことではありません。
しかし、なかなか難しいのは、理想が高い人間が、それなりに納得できる人生を歩んでいくための道は、基本的に「二つしかない」ということです。

一つ目は正攻法です。

理想を手に入れるために全力で自分の能力を向上させ、社会的な評価(お金や尊敬)を得るか、自分自身が納得できるレベルまで成長する。

つまり、社会的な評価か、自分なりの納得。
どちらかを得るまでひたすら努力するということです。

前者は何らかのビジネスによる成功、後者は職人的な仕事での熟達と置き換えてもいいかもしれません。

二つ目はネガティブな方法です。

しかし現実的にはこちらの方が多いのですが・・

要するに、理想を捨て、等身大の人生を生きていく。
ということです。

私も昔は、若気の至りで、ミュージシャンになるという儚い夢をもっていましたが、現実を直視した結果、技術的に無理があることを悟り諦めました。
個人的には、潔く諦めることも立派な決断だと思っています。

要するに、理想というものは、「徹底的に追いかけるか、諦めるか、究極的にはこの二択しかない」と思うのですが、残念ながら彼の行動は、中途半端でどっちつかずのものでした。

つまり、それなりに高い理想を持っているにも関わらず、行動が全く伴っていないのです。

そんな彼を近くで見ながら、私はずっと。

彼は現実をしっかり見ているのだろうか?

なぜ、焦らないのだろうか?

なぜ、行動しないんだろうか?

そんな疑問を持っていました。

月並みですが、一回しかない人生ですし、このまま何の行動も起こさず生きていたとしたら、彼はたぶん、後悔するはずですからね・・

そんな心配をあってか、今思えば、私の言葉がどんどん説教臭くなっていき、それがエスカレートしていったのでしょうね。

図星を突かれると、人は傷つき、反発するものですが、それを理解しながら、私はあえて、彼に説教くさいことを言い続けてきたわけですが、その結果が、今回の事件につながったのだと思います。

彼は嫌な気分になったでしょうが、今回の件が何かの行動に結びついてくれればいいなと思います。

追伸

今後しばらく、私から彼に連絡することはないと思います。

友人として、将来のことを真剣に考えて欲しいですし、その邪魔をしたくないからです。

彼が理想を追いかけるため行動を起こすのか、諦めるのか、結果はどっちであってもいいと思います。
(諦めるのも勇気がいりますからね。それも素晴らしい決断です。)

しかし、できることなら、自分をごまかさずに生きて欲しいとは思います。

たぶん、それが誠実に生きるということだと思うからです。

2016年8月7日の記事

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